ヘラクレイトス、アリストテレス、庵野秀明
ヘラクレイトス
- 紀元前535〜475年
- 火を始原(=アルケー)
- 万物流転説 Πάντα ρεΐ
- 著作: 『万有について』『政治について』『神学について』?(原典は現存せず)
・著述の特徴…抽象的表現による詩作に近い文章。意図的に解釈を必要とする表現を用いており、自説の権威付けとして取り込みやすい。文章表現は(デルフォイの)神託に近似する。
つまり……
読みにくい!!!!
後世のかの有名な哲学者アリストテレスをして、
一般に、書かれたものは読み易く、分かり易くなければならない。ただし、この読み易さと分かり易さは同じことである。この容易さは、多くの接続詞を使えば得られる。また、ヘラクレイトスの書いたもののように、句読を切るのが単純で無い文章の得られる物ではない。事実、ある語句が、後ろに付いているのか、それとも前のものに付いているのかが不明瞭なために、ヘラクレイトスの文章の句読を切るのは大変である。たとえば、彼の書物の冒頭もそうである。彼が言うには「常にあるロゴス(λόγος)について人々は無理解のままに留まる」が「常に」はどちらに付けて句読を切るべきかは明らかではない。ーーー『弁論術』第3巻 第5章
要するに
「読みにくい!!!!クッソ〜〜〜」
と言わしめています。
・表現技法として……
少なくとも、物語の創作として、ここまで便利な方法は無い。しかし、ともすれば紀元前より脈々と受け継がれて来た「鼻につくあざとさ」に勘付いてしまったが最後、チープな表出に他ならなくなってしまう……。
コラーーッ!!!!!!
あっ!説明先生だ!!
「説明が無い」匂いを嗅ぎつけて飛んで来たぞ!!!!
説明先生はどんな飲みの席でも「魔法少女まどか☆マギカ」を説明してしまう危険な先生なんだ!!!!!!
逃げろ〜〜〜〜〜
ドカーーーーーン!!!!!!!!!!!!!
DJ恐竜